大手術
- 事前説明
手術しないとかなりあぶない状況だが、手術のリスクがかなり高い。
泣きながら手術を選択。
<事前検査>
手術前に血液検査、X線検査、超音波検査を再度実施。
結果、胃うっ滞がみとめられる(圧迫?毛球?)。
膀胱内にさらに炎症らしきものがある。
腎臓の値がついに悪くなる。尿毒症がみとめられる。
腎機能がこれ以上悪くなると手術できなくなると言われる。
<リスクの説明>
■手術しない場合
→もう長くはない
■手術中
・手術中に亡くなるリスク
→貧血の具合、胃うっ滞、腎機能の低下から、その可能性はかなりある
・手術したものの何もできずにふたせざるを得ない場合
→手術しない場合と同じこと
■入院中
2〜3日、もしくは〜7日を想定。
以下の要因により死亡する可能性あり。
以下の対処法により、最善を尽くす。
・食滞(圧迫?毛球?)
→くすり
・貧血
→輸血
血液があわないというリスクがある。(過去に一度あり)
・腎不全
→点滴
退院は未定。
- 手術の結果について
<手術までの流れ>
・12:00頃から静脈点滴実施。腎機能の改善を図る
・18:00 麻酔開始
・1時間40分間 手術実施
・20:45頃
麻酔からさめたことと、手術成功の連絡あり
<手術の内容>
■子宮の摘出
膀胱の炎症だと思っていたものの正体は子宮だった。
子宮はとてつもなく大きくなっており、膀胱の背後にまで至っていた。
子宮の摘出を実施。
■腫瘍の摘出
膀胱の脇にできていた。一緒に切除した子宮くらいの大きさあり。
膀胱などに癒着をおこしており、9割を摘出。
癒着部分をできるだけはがすために、できるだけの対応(レーザー治療、ピン止め対応)
をしてもらう。はがすとかなり出血するので、できるところまでやって終了。
■奥歯を削る
奥歯がのびていたため、削る。
<麻酔から覚めた後>
■腎臓造影
腫瘍があった側の腎臓と膀胱を結ぶ尿管を傷つけた可能性があったため、腎臓造影を実施。
問題ないことを確認。
■ふじことの面会
麻酔から覚めたばかりのふじこと面会。
耳に点滴されてやってきた。結構元気そう。
お腹の縫い目はとてもきれい。
カテーテルをしない限りはエリザベスカーラーはないようで、ふじこはしていない。
- 総括
大手術だったが、名医の120%のがんばりとふじこのがんばりにより、予想以上の結果となった。手術の困難を乗り越えたので、今後は入院中の3つの懸念点を乗り越えていく。
- 摘出したもの
子宮
腫瘍
(袋状で破裂してしまったので、残ったのはこれだけ)