1ヶ月後検診
前回の治療から1ヶ月経つため、検診のため病院を訪れた。
言いづらかったが、今後もホームドクターとしておつきあいしていきたかったので、正直にセカンドオピニオンを求めたこととその結果を話した。
彼らから提案されたのは、「さらに別の専門家から意見を聞いてみては?」ということだった。
「ホームドクター(町医者)としての意見だが、どうしても腫瘍があるように思えてならない。1ヶ月でさらに腫瘍が大きくなったと感じる。2人の専門家に意見を聞いてそれでも腫瘍ではないということであれば正しいと思う。相模原にいい病院があるので紹介したい。」
もし本当に腫瘍だったら怖いので、はやめにサードオピニオンを聞く必要が出てきた。ホームドクターから、レントゲン写真とカルテのコピーをもらう。
病院から帰ったふじこは、ひどく調子が悪い。ペレットは食べないし、排尿障害もかなりひどい。ある程度落ち着きを取り戻すのに1日かかった。
今確かなのは、原因不明の排尿障害を抱えているという現象だけである。